NEW ITEM
Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキ ロングインタビュー
第2弾 "Disney Story Dreamed by Q-pot."コレクションより
2017.01.31Q-pot.のインスピレーションから広がるディズニーストーリーを表現したライン
“Disney Story Dreamed by Q-pot.”。
“Disney Story Dreamed by Q-pot.”。
世界中のディズニーファンの心を捉えて離さない魅力的でストーリーテリングな作品を創り続ける
Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキにロングインタビュー。
新作“美女と野獣”コレクションから歴代のディズニーコレクションについて、
デザイナーの思いや制作秘話とともに、3週にわたりご紹介します。
第2弾
“Disney Story Dreamed by Q-pot.”コレクションより
Q、“Disney Story Dreamed by Q-pot.”について、また歴代の作品について伺います。
スイーツをモチーフにしたアクセサリーを世界中に拡められたワカマツさんですが
Disney作品を手がけようと思われたきっかけは何だったのですか？
Q-pot.のアクセサリーは、単純にアクセサリーとしての存在で終わらせずに、
アクセサリーを通してコミュニケーションを図り、
世界中に笑顔の連鎖を拡げていきたいという思いで、立ち上げたブランドです。
そんなQ-pot.のコンセプトや作品を見ていただき、ディズニーからお話をいただけた事がきっかけでした。
ディズニーは世界中の人々を笑顔にされている憧れの存在でしたので、
声をかけていただいた時は本当に嬉しかったです。
ディズニーのユーモアやシュールでクスッと笑える部分は、
Q-pot.が目指している部分とすごく近いものを感じていますので、とても勉強になりますし刺激になっています。
Q、ワカマツさんの作品や Q-pot.のショップには「世界観」がしっかりと作り込まれていて
そこがDisney作品やパークと共通しているなと感じるのですが、
どのようにしてこの「世界観」を生み出しているのですか？
作品を手掛ける際には、ストーリーにしっかりと入り込む事を大切にしています。
例えば「このキャラクターは、こんな場面だったら魅力を存分に発揮できる」と、
そのモチーフの目線に立ってストーリーを考えていきます。
アクセサリーは身につけるだけでは終わらないように、会話が生まれる工夫やコンセプトをたくさん盛り込みます。
またショップも同様で、「こんな場所に、こんな仕掛けがあったんだ！」とゲストに驚いていただけるようにデザインしています。
Q 、過去に作られたディズニー作品の中から商品について、またワカマツさんが感じる
各キャラクターの魅力もありましたら合わせて教えてください。
“ミッキーマウス”は誰もが知っているキャラクターで、
世界中のスターだと思うので、デザインすることが一番難しいキャラクターかもしれません。
ミッキーマウスは時に可愛らしく、時にカッコイイ、様々な一面を持っています。
そんなミッキーマウスを、ファンタジー要素を全面に出しデザインしたのが
この“トゥインクル”シリーズです。
とろけるような水飴の中の世界が、スノードームの様にキラキラと光輝いているイメージで創りました。
“ふしぎの国のアリス”は、一番影響を受けた物語で、
これまでのDisneyコレクションの中では最もたくさんのアイテムを出している作品です。
この“フラワーガーデン”シリーズは、花園にいるアリスをイメージし、
オリジナルのアリスとともに本物の押し花を封じ込めました。
世界に一つとして同じ物がないこの“フラワーガーデン”シリーズは、
唯一無二の存在なんだというメッセージを込めてデザインしています。
“ふしぎの国のアリス”は色々な要素が詰まっている作品なので、巨大化したアリスなど、
もっとマッドでシュールな世界観もいつかデザインしてみたいです。
“くまのプーさん”もミッキーマウスと同じく、大変人気のあるキャラクターなので、
デザインするのがとても難しいですね。
この“ハニーマカロン”は、ハチミツ好きのプーさんがマカロンを作ったら、
きっとこんな感じかな・・・と思いながらデザインしました。
きっとこんな感じかな・・・と思いながらデザインしました。
マカロンから、たっぷりとこぼれる程ハチミツをサンドした所がポイントです。
“ダンボ”は、実はとても奥深いストーリーで、すごくエンターテイメントに富んでいる作品なので、
アクセサリーにしたいなと思うシーンがたくさんありました。
この“バブル”シリーズは、泥だらけのダンボのからだを
母親のジャンボが洗ってくれるシーンからインスパイアされました。
お風呂のシャボンの泡をイメージしています。
サーカスのテントの模様なども、ノスタルジックな雰囲気で魅力的なのでいつかまたデザインしてみたいです。
次週もQ-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキ ロングインタビューをどうぞお楽しみに！
