COLLABORATION , DONATION
Q-pot. × ユニクロ UT
「Q-pot.」と「ユニクロ UT」のコラボTシャツ
2009.02.02
「Q-pot.」と「ユニクロ UT」のコラボTシャツを日本の一部店舗・フランス・イギリス・中国・香港などのユニクロで販売!
収益金の一部は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて、エチオピアにおける水プロジェクトへ寄付されました。
井戸づくり、井戸の維持管理、水を運ぶ容器の購入など人々がきれいな「水」を得るために活用されました。
※このコラボ商品は終了いたしました。
●UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
エチオピアは、エリトリア、ソマリアをはじめ、スーダン、ケニア、ジブチの5ヶ国に囲まれている国で、
歴史的にも数多くの難民を受け入れています。
現在も約8万人以上の難民がエチオピアで暮らしており、西のスーダンからの難民、北部エリトリアからの難民、
またさらに東になりますが、ソマリアから逃げてくる難民、大きく分けて3ヶ国からの難民が避難生活を余儀なくされています。
中でもアフリカの角と呼ばれている地域を領域とするエリアであるソマリアは、1991年に勃発した内戦により国土が分断され、
暫定政府が一党独裁制を行っていますが、いまだ無政府の状態にあり、毎月1.200人ものソマリア人がエチオピア国境付近に逃れている状況が続いています。
このように難民が増加している中で、ソマリア難民のキャンプにおいて水不足は深刻な問題の一つです。
この水不足問題を解決するため、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では難民キャンプ内に給水ポイントを設置する活動を行っております。
今回の収益金の一部で、5か所の給水ポイントを増設し、1か所につき、8名が、5か所合計で40名が一度に水を汲むことができるようになります。これにより約3.200人の難民の方の生活用水をまかなうことができます。寄付金は、給水ポイント建設にあたり、上水道を敷設するためにも活用されます。
給水ポイントを増設することによって、既存の給水ポイントにおける長蛇の列を緩和し、遠くへ水を求めに出歩くリスクも軽減します。
これは、水汲みが主要な仕事となっている子供や女性たちにとって、学びや家事の時間を確保することにつながります。
●寄付金のご報告
皆様のあたたかいご支援のおかげで、1,127,166円もの金額が集り、UNHCRのエチオピア水プロジェクト支援として寄付されました。
ご協力ありがとうございました。
水源から難民キャンプまで7kmものパイプラインが建設されているところです。試験の段階でこんなに奇麗な水が勢いよく噴射されました。
皆様の寄付金により、10箇所の給水スポットがエリアごとに設置され、1箇所の給水スポットで一度に7名が水を汲むことが出来る様になりました。これまで子どもたちは、水汲みのために7kmも歩かなければならず、勉強や遊ぶ時間を削るしかありませんでしたが、給水スポットの建設により、子どもたちの教育機会の提供にもつながっているのです。
●関連リンク
・ファーストリテイリングのCSR活動について
・国連難民高等弁務官事務所
・ユニクロ UT
Q-pot.はこれからも“笑顔の連鎖”を世界中に広げていきます。