RECRUIT
RECRUIT応援プロジェクト!Q-pot.キャストに突撃インタビュー第2弾
ショップアルバイト経験後一度は退職。私がQ-pot.にカムバックした理由。
2022.11.13
RECRUIT応援プロジェクト!と題し
Q-pot.キャストに突撃インタビューを実施
「あなたはなぜQ-pot.で働こうと思ったのですか?」
そんなシンプルな質問を、Q-pot.キャストに投げかけてみました。
十人十色、個性豊かなキャストがありのままの言葉で語る
“私がQ-pot.で働く理由”
第2弾は・・・
ショップアルバイト経験後一度は退職するも
Q-pot.にカムバックしたMさんを取材しました。
就活中の皆様にとって、何かひとつでも
就活のヒントが得られる内容になっていたら嬉しい限りです。
Q、Q-pot.のアルバイト募集を知ったきっかけを教えてください。
当時ポピュラーだったSNSでの求人投稿を見たのがきっかけです。
Q、どうしてQ-pot.に応募しようと思ったのですか?
憧れのブランドで職務経験を積みたかったからです。Q-pot.との出会いは雑誌「装苑」で紹介されていたのを見たのがきっかけでした。リアルなアイスクリームショップそのものの展示ブースの写真が凄く衝撃的で。(笑)
当時は、まだスマホやインターネットで何かをすぐに検索できるような環境ではなかったので、大学の図書館のパソコンで検索して情報を集めて、地図をプリントアウトして持ち帰りました。その頃のQ-pot.ショップは本当に隠れ家のような一軒家だったので、方向音痴の自分は辿り着けずに終わったんです。(苦笑)
そのエピソードも含めて、お付き合いしていたパートナー(現在のご主人)に「すっごく可愛いブランドがあってお店に行きたいの!」と話をしていました。しばらく経った後、ホワイトデーのタイミングに、家の冷蔵庫を開けたら、なんとQ-pot.Parlorのショコラリング・ブローチ・ストラップが本物のショコラのようにラッピングされて入っていました!
恐らく、こうやってサプライズしたら喜びますよ~と、ギフトの仕方まで店舗キャストの方がアドバイスしてくれたんですよね。後日判明したのですが、その接客をして下さったのは、現在も本社VMDとして活躍されているFさんだったんです!色々な意味で鮮烈な記憶に残るファーストQ-pot.でした。
Q、素敵なエピソードですね。アルバイトをしていて最も嬉しかった思い出を教えてください。
当時"アイスクリーム"の商品を販売する為の施策を、アルバイトも含めてみんなでアイデアを出し合おうというタイミングがあり「1日1アイス!」プランと提案しました。1日1アイスを必ず各自が身に着けて、接客し、毎日アイスを販売する機会を増やす」といった内容だったかと思います。
そのプランを本社の方に直接お伝えした時に、「すごく良いアイデアだね!ぜひぜひお願いします!」と、実際に取り組んでくださったことが忘れられません。
今思えば、なんてことないアイデアなのですが。(笑)
社会経験がなかったアルバイトの声でも、こんな風に受け入れて下さるんだ!と、とても嬉しかったことを覚えています。
また、年始にデザイナーから直筆の年賀状が届いたことにも感動しました!今でも大切に保管してあります。お互いの能力や役目をリスペクトし合う会社なんだなという印象は今でも変わりません。
Q、それでは最も大変だった思い出は何ですか?
最も大変だったこと・・・正直あまり思い出せません。どんな業務もひとりでやっていたという記憶がなくて、それは本社キャストになった今でも同じです。業務的に大変だったことを挙げるのであれば、新作発売初日の行列対応や、お客様からお叱りを受けた時の対応など様々あげられますが、全てを自分だけで解決しなければいけないという不安がなかったので。分からないことや困ったことはすぐに周りのキャストに聞いて、それを即実践できる環境だったので"大変"という思い出ではなかったですね。
Q、アルバイトでの失敗談はありますか?またどう乗り越えたのですか?
百貨店の店舗に接客で立たせて頂いた際に、服装のTPOを間違えて出勤してしまったことがありました。
その際に、当時の店舗担当の方から受けたのが、直接的に「~はNG」とか、「~すべき」といった指導ではなく、自分の行動を肯定しながらも、自ら次回は気を付けようと思わせられる言葉をかけてくださったことで、TPOをわきまえるという自覚が芽生えました。今でも当時の教訓は活きています。
Q、そんなMさんですが、一度はアルバイトを辞められたかと思います。その時の状況を教えていただけますか?
アルバイトを辞めた理由は、大学の卒論や卒業制作の準備で十分な日数のシフトに入ることが出来なくなったからです。当時はアルバイトからの正社員制度がなかった時期だったので、先の就職活動も見据えて辞めることになりました。
退職を申し出たときに、当時のショップマネージャーの方が「この先、Q-pot.は絶対に世界中に拡がっていくし、今よりも、もっともっと大きな事に携わっていくことになるブランドだから、辞めたあとも、Q-pot.で働いていたことをずっと誇りに思ってほしい!」と言って下さったんです。
辞める人間に対して、次へ進むことを力強く背中を押してくれたこともありがたかったですが、Q-pot.で働く人たちが「Q-pot.」というブランドの持つパワーや可能性を本当に心から信じているんだなと思って、そちらの感情の余韻の方が強く残りました。
Q、辞められたあとは、どのようなお仕事を経験されたのですか?
その後は飲食店でのアルバイトをしながら、ファッション雑誌の編集のインターンシップや衣装製作の手伝いをしていました。
ファッションを創っているのは、"モノ"だけでなく、作り手に携わる"人"や多くの人に知ってもらうための"コト"的要素も大きく関係していることや、外国人モデルさんとのコミュニケーションが必須になってくるんですよね。
海外のコレクションレポートをいち早く読み込むには、現地の言葉で見たり聞いたりする必要があったので、語学を学ぶ必要があるという事に辿り着き、イギリスへ留学をすることに舵を切りました。
留学先では、自己紹介も通じない、コーヒー1杯も買えない、そんな状況の中で心身ともに鍛えられました。学生をしながら、現地で日本のファッション誌のストリートスナップのお手伝いや、取材チームに代わってショップにアポイントを入れたり。
常に自分が出来ることはないかと探しながら過ごした約2年間でした。
Q、それからQ-pot.にカムバックとなりますね。
はい。就職活動をするタイミングで、Q-pot.のアルバイト時代にお世話になった方から、たまたま連絡先の変更メールをもらったことが、戻ることになったきっかけでした。
数年間は完全にQ-pot.から離れていたので、久々にホームページを開いてみたら、ちょうど求人募集がアップされていました。それからは、あれよあれよと話が進みまして。気が付いたら履歴書を送っていました。ご縁があったんだなと思います。
面接の準備をしながら、どんどん受かりたいと強く思う自分が出てきて。
偶然のきっかけで受けることになった面接でしたが、面接時には"絶対に受かりたい!"と強い気持ちで臨んだ記憶があります。
Q、そうだったんですね。そんなMさんも、今では働くママさんですね。出産・育休を経験した今だから感じることなどあれば教えてください。
2019年~2021年の3年間の間に2度の出産・育休・復職を経験しました。
コロナウィルスによる大きな変化の節目であったことも重なり、働く環境や業務の体制、仕事への取り組み方など、本当に大きな変化があったと感じています。
現在は、時短勤務をさせて頂いているので、"時間"をかけて得られる自信や結果を今は物理的に得られないので、時間以外で得られるもので、自分がコミット出来ることは何なのか日々考えながら試行錯誤している最中です。
“想定外のことが起きることがレギュラーである”という点において、仕事と育児はとても似ていると感じていて。このことを自分で理解できるようになってからは、物事を極端に考えて恐れるのではなく、想定外が起きたときにも、レギュラーで走り続けられる準備を小まめにしておくことを心がけられるようになりました。
最終的には、どうにかなるし、どうにかする!と常に思っていて。
この根拠のない自信はアルバイト時代から蓄積してきた小さな成功体験が糧になっていると思います。(笑)
また、最近は社内で働く先輩たちのお子さんの成長や近状報告を、見たり、聞くことが自分のモチベーションにつながっています。“働きながら子育ても全力で楽しむ”というロールモデルが身近にいることは大きなメリットだと思います。
Q、本社キャストで働いていて一番嬉しかった思い出は何ですか?
たくさんあるので、エピソードを書ききれないのが正直なところです。(笑)
自分の場合は、海外に住むお客様に対しての営業活動を行っているので、商品が1点売れただけでも、「あぁ~嬉しい!ありがとうございます!」と心の底から思っています。
平和とはいえない世界情勢の中で、星の数ほどあるショップから自分たちを見つけてくれて、行った事もない、言葉も違う、遠い国から商品を購入してくださるって、本当にすごい事だと思うんです。
この気持ちを共有できる同僚がいるというのも恵まれていると思います。
ですので、「嬉しかったこと」は、毎日更新されています。
Q、アルバイト経験が今になって活かされていると感じるエピソードはありますか?
些細なこともすぐに褒めてくださったり、頻繁にアドバイスをいただける環境だったので、自然と小さな成功体験が積みあがって、自分がこの職場に必要とされていると感じられていました。
この経験を活かして、自分もなるべくポジティブなコミュニケーションをとることを心がけています。とはいえ、今一緒に働いている方たちは年齢や社歴に関わらず優秀な方ばかりなので、わざわざ心がけなくとも、毎日あれこれ褒めたくなります。(笑)
アルバイト時代に自分がしてもらって嬉しかったことは、これからも可能な限り再現していきたいです。
Q、現在、将来の夢を探している方に一言いただけますか?
これは入社してから何度も繰り返し指導してもらってきたことのひとつですが、まずは「自分がどうしたいのか」という意思を持つこと。
毎日自分に問いかけ続けることで、ぼんやりとした輪郭からでも見えてくるものがあると思います。見えてきたらそれに向かって歩き続けるのみ!「成功」や「失敗」という枠には収まらない“きっかけ”がQ-pot.にはたくさんあると感じています。
あとは、「準備を怠らない」とか、「分からないことは調べる」とか、「困ったら人に相談する」とか、文字にするとすごく簡単なことなんですけど常に心掛けていますね。
それらが出来ていないと感じる時は、仕事もプライベートも、うまく回ってなかったりするので。
Q、最後に何かお伝えしたいことがあれば、ぜひ!
今年でブランド設立20周年を迎えるので、「Q-pot.懐かしい!」と表現してくださる方にたまにお会いする事があるんです。そんな方たちに向けて、全力で現在進行形のブランドの魅力を伝えていきたいと思います。
この記事を読んで下さった方とも、よいご縁があることを願っています。
『「成功」や「失敗」という枠には収まらない
“きっかけ”がQ-pot.にはたくさんある・・・』
どんなことがあっても捉え方ひとつで
ネガティブもポジティブに変えて見せるという
強い信念とパワーで語ってくれたMさん。
ゲスト時代に実体験された
Q-pot.との強烈な出会いのエピソードは
今もエンターテイメントを大切にされるMさんの
原点になっているのだと感じられるインタビューでした。
それでは今回のインタビューはここまで!次回をお楽しみに!
【プロフィール】
お名前:Mさん
現在のQ-pot.でのお仕事:国際営業・越境EC運営担当
Q-pot.アルバイト勤務先:Q-pot.原宿本店
アルバイト期間:2007年~2009年の約2年間
現在に至るまでの職務経歴:
・飲食店でのホール業務
・出版社での雑誌編集
・衣装メーカーでの製作業務