INTERVIEW
「TOOTH」のおはなし
コミュニケーションツールとしてのアクセサリー「TOOTH」誕生秘話/キューポット
2023.04.18
デザイナー・ワカマツ タダアキと
「TOOTH」誕生のおはなし
コミュニケーションが苦手だった
10代の頃のワカマツタダアキは、
高いコミュニケーション力が求められる
「モデル」という仕事に悩んでいました。
撮影現場で目にするのは、
カメラマン・スタイリスト・ヘアメイクら
「得意」や「好き」を仕事にし、
自分らしく輝いているスタッフたち。
その姿に心を動かされ『自分は表に立つのではなく、
裏方として作品を創り上げていく
こちら側の人間なのでは?』と感じるように。
そんな中、現在の師匠と出会い、モノづくりの道へ。
『ありのままのワカマツの、
オリジナルアクセサリーを創ってみては?』
との師匠の言葉に、独学で
デザイナーとしての道を歩み始めました。
「ありのまま」という師匠の言葉に、
アクセサリーを身に着けることで自然と会話が拡がり
コミュニケーションが生まれる
「コミュニケーションツールとしてのアクセサリー」を
誕生させました。
まだ、ブランド・Q-pot.が誕生する、少し前のおはなし・・・。
[ワカマツが描いたTOOTHのデッサン]
TOOTH
昔からチョコレートが大好き、
でも歯医者は嫌い。もちろん虫歯もできた。
歯に対してネガティブなイメージを持っていたワカマツは、
彼の人生哲学でもある
「ネガティブをポジティブに!」というコンセプトのもと、
歯をモチーフにした「TOOTH」アクセサリーをデザイン。
物事は見方次第で、どうにでも変化する。
どんな状況のなかでも、楽しいことは見いだせると、
ネガティブだった「TOOTH」を、
あえて身に着けることでポジティブに、笑顔に変えてみせた。
『悩みが無いことが幸せなのではなくて、
悩みがありながらも日常を楽しく過ごすことが大事』
というデザイナーからのメッセージが込められています。
オヤシラズ
とっても歯並びのいいトゥースリング。
シルバー素材の為、きれいに磨かないと
黒ずんで 「 虫歯 」になってしまいます。
素材の特性や、経年劣化さえも
作品のコンセプトに組み込んでしまうワカマツの作品は、
コンセプトを一度聞いてしまうと、
思わず誰かに伝えずにはいられなくなるから不思議。
『一つだけ治療して金歯になっているの、
お薬もちゃんと処方してもらったよ。』
まさに
「コミュニケーションツールとしてのアクセサリー」なのです。
[TOOTHコレクションは
お薬ケースがパッケージ]
“大”ジナTOOTH
また、身に着けている人を見かけると
思わず声をかけたくなってしまうのもQ-pot.の魅力。
こんなに大きな「TOOTH」を着けている人を見かけたら、
やっぱり気になって声をかけずにはいられません。
とっても“大”きな“大”事なTOOTH。
『それ、歯!?』
『そう!“大”ジナ TOOTH。
虫歯になった原因が隠されているんだよ』
「大事」と「大」をかけた言葉遊びも必ず伝えてみてくださいね。
いつの間にか、そこには会話と笑顔が拡がっているはずです。
[虫歯の原因は、やっぱりチョコレート]
アクセサリーは自分のアイデンティティ
ワカマツの生み出す作品は、
美しく魅せる為だけのアクセサリーではなく、
自分のアイデンティティとして、
持ち主に「自信」や「勇気」を与えてくれる、
お守りのような存在。
今でこそ、多種多様性が求められる社会へと
生まれ変わろうとしている現代ですが、
ワカマツは20年以上も昔、ブランド設立前から、
Q-pot.のアクセサリーは、誰もが楽しめる
ポップアートのような感覚で捉えてもらいたいと考えていました。
もう「女性らしさ」「男性らしさ」は関係なくて、
大切なのは「その人らしさ」。
それぞれの価値観で、存分に味わっていただきたいのです。
トゥース ヘアピン
TOOTHの治療はキャスト まで
長年愛用 した TOOTH。
虫歯になっ たTOOTHも、傷がついたTOOTHも、
それはそれで味があるもの。
ただ、たまには治療をしてみてはいかがですか?
大切なTOOTHですので、定期健診をおすすめします。
虫歯になったTOOTHは
Q-pot.店舗キャストまでご相談ください。
[歯磨きをしないで
虫歯になったネックレス]
[ギンバもキンバも
虫歯になったピアス]
[虫歯(黒い塗装)も
時間をかければギンバになるかも]
Q-pot.のポジティブアクセサリー
TOOTHを身に着けて
いつでもネガティブをポジティブに!
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デザイナー・ ワカマツ タダアキの思いが詰まった
TOOTH COLLECTION
Q-pot. 表参道本店・2F パウダールームでは
ワカマツのアートワークもお愉しみいただけます。
ブランド設立20周年。
20年間デザインし続けること。
過去の自分と現在の自分。
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